2018年7月9日月曜日

お父さんバンクカフェ 子育てをみんなでやろう

8日は、東京ビックサイト横でEサイクルの試乗会をしたあと、鎌倉に移動し、「お父さんバンク」の運営をやっている、らいせさん、と、よしひろさんに会って来ました。


昨年冬に、ライターの新井さんに、こういう面白い取り組みがあるんだよ、平戸でも。。と教えて頂き、その存在を知りました。
これは僕のオープン図工室のコンセプトに近いものがある、と感じ、三女が落ち着いた春頃にコンタクトしました。

お父さんバンク、簡単に説明すると、シングルマザー、シングルファザーの困っていることを、解決しようという取り組みです。
お父さんや、お母さんの困っていること、それを解決出来る人を無料でマッチングするというようなもの。

ただ、これだけだと誤解を受けやすいかもしれないけど、本筋としては、人と、人のつながりを「お父さんバンク」という仕組みでもって、強化しようという試みです。
一緒に誕生日を楽しむ、子供と一緒に楽しく遊ぶ、運動会に一緒に取り組む。
喜び合おうよ!一緒に楽しみを共有しよう!という気持ちを分かち合う活動です。
中身の紹介としては、ハフィントンポストの記事が一番わかり易いと思うので、こちらにリンクを張っておきます。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/05/otosan-bank_a_23475087/


僕は去年、保育園の役を持ったときに、いろんな親御さんと、積極的に触れ合う機会が出来ました。
それまでも、子育てには積極的に参加したつもりだったけど、子供の友達の親御さんとの付き合いなどはあまりありませんでした。
しかし、運動会、夏祭りなどをやっていく中で、子供を介した大人たちとのつながりも増え、「地域で子育てしていく」という感覚がとてもしっくり来るようになりました。

他の大人の方の目や心遣いが、「子育て」に大きく関わっているんだって。
そして、よくよく考えると、自分の友達の子供と、自分の子供が遊ぶ。
その間、面倒を見る、見られる。というシーンは良くあったと、いうことにハッと気づきました。
親に、ちょっと預けて面倒みてもらう。僕の友達と子供が楽しそうに遊ぶ。
友達の子供の誕生日をみんなで祝う。


誰もが、子育ては一つの家族では成し遂げられていないんです。

僕の場合のこういった環境は、とても恵まれていると思います。

そして、こういった環境は当たり前にほしいとも思います。
それは、ワンオペ育児でも。

僕の今の友たちは、意識せずともそれが出来ていたんだな、と「お父さんバンク」のことを意識し始めてから思いました。

だからこそ、こういった環境をみんなで共有したい。ありがたさを分かち合いたい。
そのためには、「お父さんバンク」という仕組みはとても腑に落ちると考えました。

ということで、来世さんや義廣さんと、会ったというわけです。
その前にもビデオ会議はしたのですが、やっぱり会って話して、僕がやりたい価値観が「お父さんバンク」の考え方にあっているのか、を再確認するために、東京弾丸出張にかこつけて。


というわけで、毎週土曜に有安オートでやっている”オープン図工室ひらめき”と並行して、”お父さんバンクカフェ 平戸店”をひっそりとスタートしようと思います。

じゅんぐり、告知をしつつやっていく構えです。
基本的には、子育てで困っていること、楽しいこと、を共有しつつ、僕たちで出来ること、子どもたちで出来ることを共有しながら、一緒に子育てを共有していきたいと思います。
そして、それは僕の子育てにもプラスになっていくことだからです。


「地域で子育て」の現代版とも言いましょうか。
お父さんバンクカフェ自体は、繋がりを産む場所ですので、気軽に遊びにきてください。無料です。
美味しいコーヒーはありません(インスタントコーヒーとお茶です。)が、茶菓子でもつまみながら、お話したり、図工をして手を動かして、子供と向き合う時間も作れます。
出来れば、茶菓子だけでも持ってきてもらうと助かります(爆)が、なくっても構いません。たいがい、なんかあります。

現段階では、本家の「お父さんバンク」のような「お父さん派遣」はやりません。
まずは話をして、顔を合わせて、一緒に子育てを出来ればよいなと思っています。



僕の自分の理想の地域を作るには、僕の世代だけでなく、その次の世代のことも考えて動かないといけないと最近、感じます。
人が続いていくことが大事だとすれば、子育ては、絶対、大事。
それは、あなたにとってもきっと大事。


僕はこれからの社会は今までの「場所」に縛られた人間関係ではなく、価値観に集まる人間関係(コミュニティ)が、ライフスタイルの土台になると考えています。

だから、どこからでもウェルカム。
助けが必要なら、助けを求めてください。

声をあげることが大事、そして、それを受け入れる社会が必要。
そして、寛容が必要。
なら、自分がまず、受け入れてみよう。
やってみよーーーー