2017年1月31日火曜日

炭素循環農法

昨日、荒尾のクルン農園に平戸の仲間と行ってきましたヽ(^。^)ノ
「炭素循環農法」という農法で、無肥料・無農薬の野菜作りを実践し、レストランなども経営しています。(6次産業)

無農薬・無肥料を実践されている方がいて、実際に畑に虫も付いていない、美味しい、ぷっくりした野菜があると、有無を言わさず納得。
感覚でやっていたことに少し、整理がついて、僕の食料づくりの目指す方向性が、見えやすくなった。
少しずつやっていこうと思います\(^o^)/

月と自然農の考えと複合させて、実践していきたい。


以下、話を聞きながら、炭素循環農法で重要だと思ったポイント


・炭素循環農法で大事なのは、エアー・好気発酵・良い菌の育成(酵母菌、納豆菌、糸状菌、光合成細菌、乳酸菌)

・腐敗は虫が好みやすい(そうでない虫もいる)

・防虫しない。(来ている虫を判断材料にする)

・畝の両脇に溝(80cm~2m)を堀り、資材を投入。(畝に空気を挿れやすくする。菌のエサを与え、繁殖を促す)

・資材は、底から、古民家の柱(バークも可)や、竹(生も可)、古材のチップ(廃材OK)、廃菌床、籾殻等、その上に薄く土。(炭素率が高いものが底にくるようにする)

・竹は乳酸発酵しやすく良い

・炭素率が多いものは分解されづらいが、長期的なエサになる。

・身近な資材を選ぶ(循環しやすいし、低コスト)

・畝には資材は基本的に混ぜない(例外あり)

・溝幅は50cm程度

・再度、一年くらいのスパンで表土をどけてチップ等を投入

・畝づくりには、太陽熱養生、培養液散布が効果的。

・太陽熱養生とは、黒マルチを被せて、光を遮り、熱をこもらせ、良い菌を活性化させる。雑草の防止にもなり省力化。また、水を挿れないことにより、菌の死滅を抑制する効果も狙っている。

・培養液散布に使う菌は、主に、酵母菌と納豆菌。それぞれ培養して使っているよう

・培養液は、イーストとぬるま湯、砂糖、納豆、ヨーグルトなどを使って作る(えひめAI)。これを噴霧器で畝に散布。

・太陽熱養生をした後は2週間は何もせず、落ち着かせてから、植え付けなどを行う

・セイタカアワダチソウは放棄地の初期の段階で生えやすい。なんでも吸い上げる性格。デトックスのお茶にも?!増えすぎると自家中毒で死滅する。その後はすすき系の植物が生える。

・尖った植物が多い畑はまだ、野菜づくりに適していない。丸くて、なんか美味しそうな雑草が生えてくるような状態なら菌がいい感じになってきている証拠。

・豆類などは直播きに向いていると思うが、他は苗を作って植える。苗づくりには培養土を使っている。タキイの培養土



培養液は以前から作っている、コメのとぎ汁乳酸菌を応用すれば、作れるかもしれない。