今年を振り返って、良かったと思うことは「身近な物に気付く」、「30代でリタイアする」大事さに気づけたこと。
固定概念を取っ払ったら、身近にあるものの価値に気づける。
「廃材」や、「ゴミ」と言われるものも、捉え方、表現の仕方で、価値を持つものに変わる。
岡山県玉島の「IDEA R LAB」は「ゴミ」を問い直すきっかけをくれた
写真:IDEA R LAB
写真:IDEA R LAB
写真:IDEA R LAB
今年から有安オートで始めた「オープン図工室」で、実践し、それは確かなものになりました。
植木鉢、フォトフレームに、水筒、キッチンワゴン、BBQコンロ。今、石黒さんと庭に作った小屋も廃材ベースで作ってます。
廃材利用のキッチンワゴン
ドラム缶で作ったBBQコンロ
家作りの現場、奥が廃材利用の小屋
来年もゴミのリサイクルのされ方を研究したり、自分のライフスタイルをベースにした有効活用法なんかを探りたい。
循環的なライフスタイルというテーマでは1年前から実践しているコンポストトイレ。
カミングアウト感があるけど、話していると結構興味を示す人が多い。
決定的だったのは写真家、伊沢正名さんとの出会い。
11月に呼子で講演のイベントがあると聞き、お会いすることが出来た。
確か、伊沢さんを知ったのはこの記事だったと思う。
そもそも、この手の堆肥などに興味をもったのは、四井真治さんの「土とつながる知恵」という絵本をたまたま平戸図書館で手に取ったからだった。
トイレも手回し型から、介護用トイレ+堆肥場へと変わり、自分の生活スタイルにフィットして来た。
トイレや水、ガスや電気、生活を支える道具やゴミなどなど。
争いや、社会問題などは、それらに関心がなかったり、他人任せになったりすることに起因することが多いと思う。
家を作ろう!と言う発想も、そういう生活の基盤を、自ら作り、理解を深めたいと思ったから。
今年、思ったことで、30代までにエネルギーや、家、食料生産(農業や狩り)などの生活の基盤をあら方、作ってしまうことは必須では?と思った。
経済成長期では、リタイアしてから、人生を、楽しむことが割りと標準みたいだったけど、経済が飽和している今の時代は、それを30代からやった方が良いと感じる。
そしたら、子育ても、しっかり子供に向き合えるし、楽しめる。
仲間や地域との繋がりにも時間がさける。
何も「働かない」という意味ではなく、ローン組んだりしてまで、「仕事」するのではなく、余裕を持った暮らしを実践するということ。
それは、金銭的な余裕を指しているのではなくて、お金に頼らない生き方を実践していく、と言ったほうがわかりやすいかも。
たぶん、こういうふうに考えるようになったのは水野和夫さんの本に出会ったから。
2017年の一番印象に残った本だと思う
仕事というか、自分の会社、ISOLA株式会社ももっと、「より社会が良くなる方に向かうために活動する会社でありたい」と思うようになった。
何年か前から地域貢献などはやっているのだけど、2017年はISOLAの機材を提供して、イベントの電力をソーラーで賄おう!という趣旨のこともやった。
夏、離島での子供キャンプで、ソーラー電力の映画を上映しました
自然エネルギーで上映し、無料で映画を見れるイベント「太陽と星空の映画会」も主催した
お手伝いできてよかったし、参加してよかった。
ビーチもきれいになった
根獅子の隣の浜。鹿島浜
DJやライブイベントの音楽に使う電力をまかないました
2018年からはもっと広い意味で会社を使って自分の回りを良くしたり、叶えたい未来を表現したりしていきたいと思っています。
「移動分野における循環型社会を実現する」というのが、設立当初の会社のミッションを、もっと拡大して「循環的なライフスタイルを提供する」を目標にしていきます。そして、2017年から実行していた、具体案「内部留保資金を300万円で維持する」を維持していくつもりです。
それ以上に浮いた分のお金は、今年の11月に行ったイベント「Talk!BOX」のように、地域や、自分の繋がりに投資していきたいと思っています。
お金を貯め込むよりもそちらの方がさらに良い資産となっていくと考えています。
Talk!BOX2017 山口県の阿東の方との交流
みなさんが行なわれている「持続可能な地域を作る活動」の紹介をしていただきました。